HelixPicoに続いて、自作キーボード 2作目。
今回作ったのは、ゆかり(id:eucalyn)さんの「Mint60」。 この記事はMint60を使って書いています。
少しお値段はするけど、必要なものが全部揃ってるスターターキットを購入。 (Silent Red - Hawaii - マットクリア)
紹介記事に書かれている通り、初心者でも組み立てやすい設計で かつ 丁寧な解説記事があるので 本当にこれに書いてある通りにはんだ付けして組み立てるだけで良い。 非常に分かりやすくて有り難かったです。
組み立て
簡単といっても HelixPicoよりはちょっと難しかった…かな? HelixPicoが簡単すぎたのはあるかもしれないけど。 キースイッチの取り付けが どうしてもちょっと浮いてしまって 一度仮止めしてから指で押さえながらはんだ溶かすとか悪銭苦闘した。
スイッチのピンやピンヘッダを切り取るのも初体験だったけど 解説記事のおかげでどうにか。
右手最下段のレイアウトがどうして良いかわからず適当に配置したら 後でキーキャップはまらないことに気付いてスイッチを付け直した。スタビライザをつけたところからは離さないといけなかった…
アクリルケースがすごい良く出来ていて ちょっと感動した。よくこんなの設計できるなぁ…。
LED取り付け部分が盛り上がらないようには出来るだけ頑張ったけど やっぱり少し出っ張ってしまった。これはちょっと難しい
自分の作業ミスが多くて後半〜完成までが時間かかってしまった。 キーキャップまでだいたい付けて「よーし!」って思った段階で繋げて試打してみたら「A」キー、「return」キーが効かない。 組み立てたアクリルケース外して確認して はんだ付けが足りてなかったことに気付き修正… その後 今度こそ完成だ、と思ってキーマップを変更しようとして左手最下段のキーが一つまた効いていないことに気付き… なんと そこのダイオードが逆向きだった………
これは本当に目の前が真っ暗になるつらさw スイッチを付け直すくらいならいいけど、ダイオードはかなり初期段階の作業で その後キースイッチとアクリル板に挟まれてしまうので スイッチを全部抜かないと触れなくて。
幸いなことに 最下段で隙間も大きいところだったのでギリギリ ピンセットで触ることができて、吸取線で外したのち 頑張ってつまんで取り出して逆方向にセットしなおして どうにか付け直すことが出来た…。一生分の集中力と器用さを使い果たしたかもしれん。
キーマップ
とりあえずは普段使っている感じで まずは CapsLock と Ctrl を交換。
default
は 右手最下段に Backspace と Enter が配置されているけど、元々自分は Ctrl+H と Ctrl+J で代用していて右側のキーは使わないし とりあえず Space と Layer切り替えに配置した。
あとHelixPicoの default
を使って感じた、Layer切り替え+右手ホームポジション周辺で記号が打てたりするの便利だったのでそれを倣ってみた。
--- keyboards/mint60/keymaps/default/keymap.c 2018-10-20 11:10:30.000000000 +0900 +++ keyboards/mint60/keymaps/sugyan/keymap.c 2018-11-03 21:01:22.000000000 +0900 @@ -34,20 +34,19 @@ RGBRST = SAFE_RANGE }; - const uint16_t PROGMEM keymaps[][MATRIX_ROWS][MATRIX_COLS] = { [0] = LAYOUT( \ KC_GRV, KC_1, KC_2, KC_3, KC_4, KC_5, KC_6, KC_7, KC_8, KC_9, KC_0, KC_MINS, KC_EQL, KC_BSPC, \ KC_TAB, KC_Q, KC_W, KC_E, KC_R, KC_T, KC_Y, KC_U, KC_I, KC_O, KC_P, KC_LBRC, KC_RBRC, KC_BSLS, \ - KC_CAPS, KC_A, KC_S, KC_D, KC_F, KC_G, KC_H, KC_J, KC_K, KC_L, KC_SCLN, KC_QUOT, KC_ENT, \ + KC_LCTL, KC_A, KC_S, KC_D, KC_F, KC_G, KC_H, KC_J, KC_K, KC_L, KC_SCLN, KC_QUOT, KC_ENT, \ KC_LSFT, KC_Z, KC_X, KC_C, KC_V, KC_B, KC_N, KC_M, KC_COMM, KC_DOT, KC_SLSH, KC_RSFT, KC_UP, MO(1), \ - KC_ESC, KC_LCTL, KC_LGUI, KC_LALT, KC_SPC, KC_BSPC, KC_ENT, LALT(KC_GRV), KC_LEFT,KC_DOWN,KC_RGHT \ + KC_ESC, KC_CAPS, KC_LALT, KC_LGUI, KC_SPC, KC_SPC, MO(1), LALT(KC_GRV), KC_LEFT,KC_DOWN,KC_RGHT \ ), [1] = LAYOUT( \ KC_ESC, KC_F1, KC_F2, KC_F3, KC_F4, KC_F5, KC_F6, KC_F7, KC_F8, KC_F9, KC_F10, KC_F11, KC_F12, KC_DEL, \ RGB_TOG, RGBRST, RGB_HUI, RGB_SAI, RGB_VAI, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, \ - XXXXXXX, RGB_MOD, RGB_HUD, RGB_SAD, RGB_VAD, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, \ - _______, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, _______, KC_PGUP, _______, \ + XXXXXXX, RGB_MOD, RGB_HUD, RGB_SAD, RGB_VAD, XXXXXXX, XXXXXXX, KC_MINS, KC_EQL, KC_LBRC, KC_RBRC, KC_BSLS, XXXXXXX, \ + _______, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, KC_PGDN, KC_PGUP, _______, KC_PGUP, _______, \ XXXXXXX, _______, _______, _______, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, XXXXXXX, KC_HOME, KC_PGDN, KC_END \ ) };
使用感
とにかく見た目が可愛い。Hawaiiキーキャップの見た目のインパクトやばい
紆余曲折を経て Mint60 完成。なんというオシャカワ…😍 #Mint60 pic.twitter.com/oHzmpOhElF
— すぎゃーん💯 (@sugyan) November 3, 2018
LEDも初体験で、組み立てる前は正直「別にキーボード光らなくても良くない…?」って思ってたけど、実際光ってるのを見るとテンション上がる…w
Silent Redのキースイッチの押し心地はなかなか。 本当に静かな感じがして良い。 ただ、スタビライザ付けた大きなキーのところはどうしてもうるさくなってしまう。スタビライザ付けない、っていう選択肢もあったのかな…?
HelixPicoで格子配列には慣れてきてたので、Row-Staggeredについての善し悪しの判断は難しい。本当に使いやすいのはどっちなんだろう…と悩み続ける。
スターターキット同梱でUSBケーブルとオーディオケーブルあったけど 右手側のMBPから伸ばして 肩を自然に開いて使うにはどちらもちょっと長さが足りない感じがした。 HelixPico用に自分で買ったやつが今のところお気に入り
Aux ケーブル,CableCreation 3.5mmオーディオケーブル 90度角度付き(両側L型)L型-L型ステレオ・オーディオ・ケーブル 0.9M/ブラック&ホワイト
とりあえずこれがあればHHKBはもう必要なくなりそう、という感じにはなっている。