昨日のiPhoneアプリにおけるローカライズの挙動が謎 - すぎゃーんメモについて。
どうやら勘違いだったらしく、iPhoneの場合もMac OS Xの場合と同じように言語環境の優先順位が変わるようだ。
ただし、「英語は3番目以下に並ぶことはない」という仕様が入っている模様。
「英語」→「日本語」→「フランス語」→「ドイツ語」と並んでいるところから「日本語」を選択すると
「日本語」→「英語」→「フランス語」→「ドイツ語」となる。ここで「ドイツ語」を選択すると
「ドイツ語」→「英語」→「日本語」→「フランス語」となる。
つまり、英語以外のものは「最近選んだ順」に並び替えられるが、「英語」だけは
選択されている時はもちろん1番目
選択されていないときは必ず2番目
となるらしい、ということが分かった。
これによって、「最低限自国語と英語だけでもサポートしておけば何とかなる」ようになっているのではないかと思った。
例えば日本語と英語だけをサポートしているアプリをリリースしたとして、それをフランス人がフランス語環境で使おうとしたとき。
もし運悪く、言語環境設定が「フランス語」→「日本語」→「英語」という順番になってしまっていたりすると、
英語なら分かるはずのフランス人が、日本語で表示されたアプリを見てブチ切れる、ということになりかねない。
(フランス人はもっと温厚だと思いますが。勝手な想像でゴメンナサイ。)
ここで、必ず英語が2番目、もしくは1番目に来るようになっていれば、そんなことは起こらずに英語で表示されるようになる、ハズ。
そういう意味で、まぁ何だかんだでほぼ世界共通語になっている英語だけはしっかりサポートしておけば、マイナーな自国語で作ったアプリが他の言語圏で使われてもそれほど酷い結果にならずに済む、ということなんじゃないだろうか。
と勝手に自己完結してみた。どこにも明記されていたワケじゃないので本当かどうか分からんけどね。