いろいろチューニングしてパフォーマンスを競うバトルイベントに参加してきた

全然パフォーマンスチューニングの経験や能力が無いけれど、とにかく面白そうだしスゴいヒトたちのチューニング方法を知るのは勉強になりそうだ、と思ったので、参加してきました。
いろいろチューニングしてパフォーマンスを競うバトルイベント開催!「Tuningathon」 #tuningathon on Zusaar


出されたお題は「Amazon EC2インスタンス上で動くwordpressへのコメント書き込みパフォーマンスを向上させる」というもの。wordpress自体に手を加えるのはNG。
ということで自分が手を出せそうなのはApache, MySQLのあたりだと思ってhttpd.confやmy.cnfをちょいちょい設定値いじってみたりしたものの、全然早くならない… 途方に暮れていたところAPCってのを入れると一気に早くなる、ということをきいて、それをやってみました。それ以外にはほとんど何もできず時間切れ。順位は分かりませんが良い結果ではなかったのは確かです。


上位に入賞した方々の話を聴くと、APCの他にPHP自体をリコンパイルして早くする、とか あとはFastCGIを使うとかApacheのプロセス数を絶妙な値になるよう調整、などだったようです。とにかく今回はI/OではなくCPUにボトルネックがあるのでMySQLのチューニングで出来ることはほとんどなく、どれだけCPUに仕事をさせないように出来るか、が勝負の分かれ目だったようで。
デキる人たちはtopやvmstatで常にどこが問題になっているかしっかり見つつチューニングすべき箇所を判断していたそうで、やはりそのあたりが素早い問題解決に至るコツなのかな、と思いました。

優勝者のmethaneさんはコレを使っていたそうです。

感想

結果からするとまずAPCとかeAcceleratorとかでPHPをどうにかしないと話にならない、ってことでApacheMySQLの設定でどうにかできるかんじでもなく、正直チューニングバトルとしては正直ちょっとどうなんだろう、という回ではありましたが、主催者の方もそのあたりは承知の上で今回は普遍的なお題で、ということだったそうで 次回はどういう設定でどういうルールだったら良いか、など参加者から色々とヒアリングもされていたので、次はまた挑戦しがいのある面白いバトルになるのではないか、と大いに期待しています。次回も是非とも参加したいです!
クラウドサービスの普及でこういったイベント用にサーバ環境を簡単に複数台用意できる、というのも面白くステキな時代になったんだな、とふと思いました。

運営、環境提供、会場提供などしてくださったゼロスタート様、AmazonWebServices様、ECナビ様、gihyo.jp様、ありがとうございました!!