きっかけはドラ娘ことngtykさん。JJUGのときにjava-jaのLTでドラ娘をやっているngtykさんを見て、「あー、このヒトが噂のドラ娘さんか」と初めて知った。その後のjava-jaの飲み会に行ったときにいらっしゃったのでご挨拶して「java-jaのngtykさん」として脳内インプット。オブジェクト倶楽部というものの存在を知ったのはその後でしたゴメンナサイ ><
ともあれそんなドラ娘さんがたくさん宣伝していたオブラブ忘年会イベント、なんだか楽しそうだと思って初参加してみることにした次第です。12月に初参加で「2008年ふりかえり」ってのも正直ちょとアレでしたがw
とりあえず最初のLTまで聞きながら取っていたメモ。
2008/12/05(金) オブラブ忘年会 港区勤労福祉会館 ・オープニング 「アジャイル」=「生き生き」 みなさん、生き生き開発できましたか? 来年も生き生きと開発していって下さい 事務連絡 byドラ娘さん ・ライトニングトークス ■FortranからPythonへ 渋川さん 読書の振り返りをします 今年のベスト3 第1位は「集合知プログラミング」 本といえばジュンク堂 Pythonの宣伝 Pythonはアルゴリズム表現言語 Fortranより簡単 長所たくさん 誰が書いても同じようになる、とか 大学生にも使いやすいよ 冬休みの勉強にどうぞ! Python3.0もリリースされたよ! ■シグネチャ2008 柴田さん 自己主張しよう! シグネチャで自己主張しよう! 署名!! メールを見ない日なんて無いよね 簡単で効果的な自己主張ができる! 富士通WAY=硬い 本来の目的は自己主張! 「私」を出す!! 各月に使っていたシグネチャ公開 色々なヒトの名言 1ヶ月毎に返るのがベスト! 直接「いいね」と言ってもらえたよ!(7人くらい) ■分散のある生活2008 西村さん 新しい道具は良いものだ 分散を使うようになった SubversionからMercurial、など 分散SCMとは 分散ペアプロ ペアプロの弱点:環境 ヒトの環境を間借り->宗教戦争 自分の環境で書いてコミットできる ->ペアプロ2.0 移行が心配? 毎日使うものだから移行する価値はある!! ■HudsonでCIしようぜ! cactusmanさん プロジェクタに繋がらないハプニングで1分半経過 自己紹介 Hudsonコミッタやってます Hudsonとは CIツールです 手軽で簡単、親切、拡張しやすい 大事な点 ツールを使うことでプラクティスを習得する たくさんの計算機を使い倒す みんなHudson使おう! ■xUnit2008 須藤さん Rabbitというものを作っています xUnit各種も作ってます デバッグ支援ツールが必要 きれいなコードを維持し続けるために デバッグしやすい環境を 開発サイクル 常にデバッグをする どこが、どうおかしいのかを知ることが大事 diffを使う例 diffはいくつか種類ありますね Pythonのdifflibがイイ! 実例 こんなカンジでいい環境を選ぼう ClearCode! ■LTをやるということ 尾関さん まずは謝辞から 2005年に上京しました LTとの衝撃的な出会い そして今日この場に。 「LTをやる、ということ」 なぜ3年間できなかったか ->ネタがない じゃあ、ネタがあったら? おもしろくないかも?という不安 いろんな不安が頭をよぎる でも安心して。 ネタは無いんだから。 というかこれ自体がネタになる 実践編 今回の申し込み 不安で夜も眠れなかった 当選しちゃった! 時間的な余裕も無い 有給休暇 そして資料間に合わず 結論 資料は早めに!! ■もういーくつねーるーとー 木下さん 「木下さん」で検索すると2番目くらいに出てきます 2009年:XP10歳 XP白本に出会い人生変わった 今年はAgile本に出会った 来年2月に和訳版を出します ハイ・タッチ 人間的側面 アジャイルは難しい。 練習あるのみです。 歯を食いしばり そして生き生き! ■あなたにもできるアジャイルプラクティス2008 金子さん 改め「僕にもできた」 「アジャイル・プラクティス」は良い本 職場のこと お互いのことを知らず険悪なムード 「アジャイル・プラクティス」に出会った 実践 情報交換 スタンドアップミーティング 好評! 質問と問題解決のための色々な試み 新人には心強い 顧客との険悪ムード 顧客に決断してもらう、など まだ時間かかるかな? アジャイル的な習慣で 自分を変え、チームを変える! 木下さんサインください
で、ここから感想。
まずは失敗したと思ったこと。「LTを聞きながらメモを取る」ということ。
「どうせ後ではてダに書くだろうし、PCでメモ取りながら聞こう」と思ったのが間違い。LTの短時間に凝縮された話はメモを取りながら聞くのは無理があった。集中して話を聞けない。画面を見てしまうので話しているヒトの顔が見えない、覚えられない。しかも内容をメモすることに夢中になりすぎたのも失敗。だいたい話の概要だけ書いておいて、さらにそこに自分は何を感じたか、ということこそ書いておくべきだったと思う。そしてそれはたぶん手帳に手書きで十分。次回からはPCでメモ取りはやめよう。
LTは『「LTをやる」ということ』を話した尾関さんが優勝。自分も先月初めてのLightningTalksに挑戦したばかりなので、とても共感しました。
次の「ふりかえり2008」セッションは各テーブルに分かれてのセッション。
「コントロール可能・不可能」というところに行ってみた。『参加者の「日々の仕事で困っていること」を整理し、他の人から「出来ること」を学ぶ』という、8人くらいのグループでのセッション。
参加する前は「日々の仕事で困っていることねぇ、、1つ2つは思いつくけどそんなもんだよなぁ」と思っていたけど、いざ時間を取られ紙とペンを渡されると結構出てくるww 他の人もいっぱい書いてた。こうやって整理すると自分でも気付かなかった問題や不満を改めて気付くことができるんだなぁ、と思った。その後の、それぞれの困った事に対し「コントロール可能かどうか」について話し合って分類したりのところは時間が足りず消化不良だったけど、とにかくヒトと相談しながら自分の悩みをコントロールしようと持っていく努力は大切だと感じた。
そしてクロージングの後、会場を移動して懇親会へ。
しばしの歓談の後はじまったRejectTalksもすごく面白かった。
一番印象に残ったのはLTでもシグネチャについて語った柴田さん。「環境を変える」ということについてアツく、ものすごくアツく語っていた。酔っぱらった勢いだったのかも知れないけど、あのテンションの高さはすごい。あれだけアツく語られると誰でも心が動くのではないだろうか。
その他にも、RejectTalksで話すために札幌から来たというid:snoozer-05さんなど、たくさん面白い話があった。
そして満面の笑顔でドラを叩くngtykさんは幸せそうでした。
後で知ったことだけどオブラブイベントは常連さんが多く、初参加のヒトの方がはるかに少数派だったらしい。そんな初参加者でも楽しく過ごすことができて、とても良いイベントだった。是非とも次も参加したい!!
最近ようやく届いたばかりのMOOの個人名刺も何枚かバラまくことができて、個人的にもすごく満足でした。
オブジェクト倶楽部の皆様、どうもありがとうございました。