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「Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本」を読んだ

Book

@さんの、通称「子鹿本」。

ISUCONの縁などもあり献本でいただきまして、読ませていただきました。ありがとうございます!

という構成。
#1, #2ではインフラに関わる基礎知識、#3では実際のサーバ構成のパターンを解説していて、知っている内容も確認しつつ あまり詳しくない領域の知識を得ることができた。
#4のインフラ手配というところは自分が普段ほとんど触れることのない領域だったのでとても興味深かった。キャパシティの見積もり計算、基盤選定と構築、確認、テストなど こういう考え方でやっていくのか〜、と。
#5, #6は運用していく中での監視や障害対応について、またモニタリングツールの使い方や読み方など。ここでの「障害対応中の心構え」では

  • 自説にこだわらない。見切り・諦めを素早く。思い/期待通りじゃなくてもがっかりするのは後で
  • うまくいかなくても担当者を責めない。判断誤りを責めない。結果を責めない。でも手抜きは許さない

といったことや、

このあたりを心がけてもうまくいかなかったら…

  • 水分を摂る、甘いものを摂る、油物を摂る、深呼吸する

など、心構えとして大事なことや 実際の経験として「あるある」なこと、気分の切り替え方などもしっかり紹介していて。技術的な知識やノウハウは勿論ながら、人間がオペレーションしていく以上 精神状態や人間関係といったこともとても重要で、そういう中での大事なことをしっかりここで文書化されているのがとても良いな、と思った。
#7, #8ではチューニングについて。まさにISUCONで(もちろん実際のWebサービスでも)使える知識が満載。ボトルネックの見つけ方から いかにしてキャパシティを向上させるか、様々なアプローチを紹介していて「なるほど〜こういうところも注目して、調整していくのか」と勉強になった。


自分はアプリケーションの開発を主にやっていてなかなかインフラに深く触れることがなく知識に不安が多かったけど、この本のおかげで少し補うことができるようになった、気がする。
どこまでが「基本」なのかはよく分からないけど、まさに「Webエンジニアが知っておきたいインフラのこと」が書かれた本だと思いました。