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楽天テクノロジーカンファレンスに行ってきた

きっかけは確かid:hyoshiokさんが「楽天テクノロジーカンファレンスでカーネル読書会ディトリビューション大集合やるよ」と宣伝していて楽しそうだったから参加してみることにした、という経緯だったような気がする。
ともかく、品川シーサイドに行ってみました。
感想としては

  • 楽天すげー!立派!!
  • 土曜日にこんなにたくさんのエンジニアが集まる。すごい!みんなアツい!!
  • id:hyoshiokさん金賞!!すごい!!
  • 懇親会もすごく楽しそうだった!他の用事があって行けなかったのが残念

といったところで。


個人的に一番印象に残ったのが、まつもとゆきひろさんの講演での「機嫌良くなろう」というお話だった。
勉強会などのコミュニティ活動においては、エンジニア同士の交流が非常に大事。せっかくそういう場に行っても誰とも話さずに講演しているヒトの話を聞いただけで帰るのでは半分以上損しているワケで、むしろ勉強会が終了した後の懇親会での交流作りが一番の収穫になる事が多いのでは、というのがここ数ヶ月に何ヶ所かの勉強会に行ってみて感じたこと。
それで、やっぱり人間の第一印象って大事で、知らないヒトたちの中に入っていくときに仏頂面していてもきっと誰もそんなヒトに話しかけようと思わない。笑顔で楽しい雰囲気を出し、話しかけやすい、話しかけられやすい状態になっていることが大切だ。
そんなのは当たり前のことじゃないか、と思うヒトは自然とそういうことができているから問題ない。
自分のようなそれができない不器用な人間は、知らないヒトの輪に入るとつい緊張し表情も心も固くなってしまうわけで。
(たぶん酔っぱらっているときはそれがいくらか和らぐ気がするので懇親会では出来るだけ早めに酔うように心がけているw)
でもきっとそれが自覚できているかどうかでだいぶ変わってくるはず。
これからは普段から常に自分が「機嫌のいい状態」でいるよう心がけて、いつかそれが自然な状態になるようにしよう、と思う。


…と、そんなことばかり考えて主に人間観察をしていたテクノロジーカンファレンス。
内容についてはリアルタイムで取っていたメモを以下に載せる。間違っている記述も多くあるかも知れませんがご容赦ください。

2008/11/29(土) 楽天テクノロジーカンファレンス
品川シーサイド楽天タワー

開会挨拶 取締役常務執行役員開発部部長 杉原章郎さん
■開催目的
        テクノロジー強化の継続を社内外に宣言
        コミュニティ活動の後方支援も
                「より技術にフォーカス」「より外向きに」
        今年からは写真撮影OK、無線LANも設置してます        
■懇親会もあります
        交流を深めていただければ幸いです

基調講演 楽天技術研究所フェロー まつもとゆきひろさん
グローバル&オープン時代のエンジニアライフ
■グローバル化、低くなる国境の壁、低下する通信コスト
■オープン化、情報隠蔽の無意味さ、箱庭の喪失
        どう生きるべきか
                →自分で決めて。
        新たなる安住の地
                最後に残った箱庭・言語と文化
                情報の格差→位置エネルギーが存在する!
                タイムマシンビジネス
                        進んでいる文化からまだ進んでいない文化へ技術を移植
                リスクテーク(チャレンジ)
                        箱庭に安住していて幸せな時代は終わっている
                        一つの手段としての、オープンソース
                        最新技術の実用化
                        自分自身の価値を創造していくこと
■ラストマン戦略
        特定の分野で「この人に聞けば答えに近づける」という人間になる
        機嫌良くなりなさい
                ヒトから話しかけられやすい人間に。
        コネクション
                本人がすべてを知っている必要は無い
                重要なのは適切な答えへの道しるべになれるかどうか
                そこで勉強会!コネクションを作ろう!!
                        勉強会で得る一番の収穫はヒトとの交流
                        頻繁に各所で開かれる東京はいいところですよね
                オープンソースもそういったコネクションの元となる
今より一歩踏み出す!
        幸せなエンジニアライフを送って下さい

招待講演 RBC会長 最首英裕さん
Ride on Rubinnovation
■10年前のお話
創業して間もない会社がありました
        成功が約束されているわけでもなく、理想がはっきり見えている訳でもなく
        それでも必死に開発を続けていました
        自分のための、人のための開発をしていたと思う
        専門家ではなく、普通の人のための仕組み
■RBCの紹介
        Rubyの楽しさを共有し合いビジネスに応用できる実践力を身につけよう、という団体
        福岡を拠点に、各所でイベントなど。現在約600名弱
                イケテルRails勉強会
                        一日でアプリを開発する会
                イケテル"ビジネス"勉強会
                        提案力を身につけるための勉強会
                        誰かが何かを教えるワケではなく、自分たちで考える会
                地方だとソフトウェア開発者以外の参加者が多い
                三鷹の例
        "Rubinnovation"
                RubyによるInnovation!!
        フクオカRuby大賞 大募集中
                12月26日までに応募してみてください
                http://www.f-ruby.com/
■なぜ地域はRubyを求めているのか?
        行政が考えていること
                箱モノ投資ではなく人への投資
                メディア化するInternet
                コンテンツにあふれる土地
                        福岡ではストリートミュージシャンの支援なども行っている
                小資本でも結果を出せる
これからもどんどんコラボレーションできればいいなと思っています



カーネル読書会 ディストリビューション大集合
ライトニングトークス ドラ娘ナガタさん
ブログに感想を書いて下さい
自己紹介的LT

■The CentOS Project 平さん
リリースノートの翻訳などやっています
ディストリビューション遍歴
The CentOS Projectの紹介
        ゴール:コミュニティー主導のエンタープライズディトリビューション
CentOS 5
        近々5.3がリリースされます

■Debian やまねさん
93年開始、今年で15周年
        様々なプラットフォーム、アーキテクチャのサポート
Debian Free Software Guideline
完全ボランンティアベースです
様々なソフトウェアをパッケージ化
リリースが遅い
        ごめんなさい
        開発サイクルが停滞しているわけではないんです
時間切れ ドラッ☆

■Fedora 関根さん
翻訳してます
ディストリビューション遍歴
Fedoraの歴史
RedHatの人も参加しているが一応独立したプロジェクト
        ドキュメント、翻訳、マーケティングなど様々なチーム
Fedora Linuxの特徴
時間切れ ドラッ☆

■Gentoo Linux 松鵜さん
Gentoo Linuxとの出会いは2002年
developerとしてパッケージメンテナンスを担当
        CJK関連など 人が足りてません
Gentoo名前の由来は「ジェンツーペンギン」
        RPM系でもDebian系でもない独立系
        他に類を見ない柔軟なカスタマイズが可能
        バージョンの区切りがない
GentooJP
        翻訳、イベントなど
時間切れ ドラッ☆

■Momonga Linux 佐貫さん
2003年頃参加
Momonga Project
        日本人による開発
        なるべくFedora互換
基本的にMomonga Projectメンバーが使いやすいように調整されている
あなたも参加してみませんか?

■openSUSE 松本さん
openSUSEの概要
        ドイツ発祥
                Software Und System Entwicklung
        openがついたのは10.2から
        プロジェクト自体の名前でもある
        運営体制
特徴
What's unique about openSUSE ?
        YaST, Zypperなど
        Geeko(カメレオン)が一番ユニークw
        Mottoを持っています!

■Slax-ja 羽鳥さん
Slax-jaって?
        チェコのTomas Mが開発
        古典的ディストロSlackareベース
        ファイル形式が特殊
                圧縮に時間はかかるが解凍は早い
        主要仕様
軽い薄い小さい短い!
なんで日本語化したか
        knoppixでカスタマイズするのが大変そう
        自分で色々やってみた
日本語化してからの普及状況
        2008年から少しずつ…?
日本語化する上で困った事
        自分一人だけしかいない

■Ubuntu ヨシダさん
Debian系ディストリビューション
最近大人気らしい
        世界的に見るとダントツ大人気?
        Windowsと比べるとまだまだ低いが…
参加したきっかけ
        気付いたらメンバーになってました
急激なユーザ数増大
        配布用サーバの帯域が足りません
        ディベロッパが足りません
誤解されていること
        Ubuntuは金持ちらしい
        もうDebianは要らない
        Ubuntuは初心者、上級者はDebian

■Project Vine マツバヤシさん
ゆっくり語ります
Vine Linuxの歴史
当初の目的
        日本語環境が充実したLinuxディストリビューションを作ろう
利用者=開発者
        メンバが快適に使えるように作っていく

■パネルディスカッション
どうしてこんなにディストリビューションがあるんだろう
        世界的に多くのディストリビューションがある
        使う人たちが自分の使いたいようにやってきた結果?
        食材が同じでも料理方法はそれぞれ
        普通に分裂、抗争などから、というのもある
はじめたきっかけ
        松本さん いきなりLinuxから使ってみた
                なんとなくドイツ好きだったのでSUSE
                不満をつぶやくと中の人から直接Replyが来るのがすばらしい
                いつの間にか「やって」と言われるようになってきた
        羽鳥さん 自分は今でも開発者ではなくユーザー
        不備があって問題があれば直したくなるものでしょう?
翻訳は大変
        Ubuntuはコミットからリリースまでの翻訳に許された時間が40秒だけだった
        Vineはむしろ日本語から英語に翻訳すすめていたり
        Momongaも英語で質問されたり、国際展開は広がっている
        横展開できれば嬉しいが、ディストリビューションによって展開方法も違う?
困っている点
        Debianって上級者向けなんでしょ?ていう誤解で人が来ない
        独自の日本語ライセンス出されると英訳するのは大変
                12月3日にコーヒー飲みながらDebian勉強する会をやります。debian.jp見て下さい
        IPAの羽鳥さん 大人の事情
                なかなか言えないことが多い…
        ライセンスの問題は未解決のものが多い
        開発者はどうやって増やしていく?
                開発者の年齢も上がっている
                開発者を育てるためにDebian勉強会はじめました
                学生さんを優遇したり。でもなかなか来ない
                やっぱりやり甲斐があった方が。これをやりたい、という意思
                やっている人間側が面白さを伝えていくのも重要
                「使ってよ使ってよ」というだけでは北風。太陽な方法が必要
        自分が使いたいものを使えるようになりたい、という気持ち
コミュニケーション手段の変遷
        メーリングリストだけでなく、ブログ・2ちゃんなどにも情報が
        フォーラムは答える人にとってはめんどくさい。
        初心者にとってはメーリングリストは敷居が高い?
        フォーラムで質問タイトルが概要わからず答えられないことも
        メーリングリストの方が確実に回答できるので使ってほしい
本業との両立について
        難しい問題ですね
続きは懇親会で!!



Ruby Rails勉強会@東京第35回(途中から参加)
■CucumberとWebrat
Cucumber
        Plain txtを使う何か
        正規表現でごにょごにょ
Webrat
        Webアプリを作るための何か?

■rails-footnotesの紹介 小川(id:conceal-rs)さん
ブラウザでのデバッグをするためのプラグイン
        Rails 2.2.2なら簡単にインストールできる
画面下部にデバッグ情報が表示される
        session, cookie, request_paramなど色々見られる
とても便利です 使ってみてはいかがでしょう

■Sass(Syntactically Awesome StyleSheets)
CSSは変更用意性が低い
        →カオスまっしぐら
Sassとは
        CSSを生成するためのメタ言語
                Nested Rule
                Variables
                Operations
                Mixins
        さらにこの先
                Functions
                Interpolation
                Control Structures
                Mixins Arguments
Sassを使うとCSSをメンテナンスしやすくなる

■JRuby on Rails and Thread Safety 高井さん
JRuby on Rails and Thread Safety
        2.2でThread SafeとConnection Poolingが入りましたね
        以前のRuby on RailsとJRuby on Rails
                構造が変わった
ActiveRecord and Connection Pooling
        Connection Poolingができるようになった
        時間切れ ドラッ☆
JNDI and Connection Pooling

■5分で学ぶMerb・Merb勉強会レポート
Merbとは?
        早い、軽い、パワフル
沖縄で勉強会しました
        merb-0.4からかなり変わっている
        DataMapper
        命名規則
        Controller
                仮引数でパラメータが渡る
                戻り値がレンダリング結果
                        ruby2ruby

■unshiu id:gaoohさん
java-ja, Hudsonコミッタ
unshiuとは
CGMに必要なものをそろえている
携帯対応
取り外し可能
        プラグインなので
拡張できる
テスト
        Rails1.2.6からのバージョンアップが3日でできました
実績もあります
まだ公開していないです
        近日オープンソースで公開予定

■Physical Computing on Rails 高橋さん
Rails+GAINER
Ruby baindingのプラグインを書いてみた
サンプルデモ:銅鑼
RailsのRequest毎に銅鑼を鳴らす

■仕事につかえる!グラフプラグイン html5jp_graphs 榊さん
まずまとめ
        html5jp_graphsはもっと評価されるべき!
        三鷹ではRuby/Railsに本気で取り組んでいます
自己紹介
        Rails2年くらい
        LTデビューです
三鷹とRubyの関連
        三鷹は意外と近いですよ
        イベント、事業
                色々やってます
                Rails勉強会@東京 40人超の参加
html5jp_graphsとは
        グラフ描画するためのライブラリ
        時間切れ ドラッ☆

■i18n_generatorsのご紹介 Matsudaさん
Ruby on Rails 2.2のi18n
Ruby on Railsは英語が入っていた
        Rails i18nは英語を排除した
i18n_generatorsと作りました
        公式サイトにも載っている
デモ 時間切れ ドラッ☆

まつもとさんとRailsについて話そうの巻
まつもとさんから見てRailsはどうですか?
        →すごいよねー
        いいと思うよ?
        でも使ってもいないのに言うわけにも。
        Monkey Patchingはひどいよね
                Ruby側にも原因があった?
                プラグインシステムが作りやすいようにRubyを変えて行くかも?
DSLについて
        Ruby的には支援しようかな
                Rubyを使ってDSLを作りやすいように

…メモ取りながら聴くのも疲れたのでここで終了〜



基調講演 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史
■楽天を始めるまでの経緯〜現在まで
        サーバー1台から始めた
        自分で知識を手に入れようというモチベーション
                他のネットビジネス経営者は技術を理解していなかったのでは
                自分は技術者と話せるように、と思い勉強した
        当時作ったものは現実的だった?
                出来るんじゃないかと思ってやっていた
                半年で出来てしまったが予定よりは遅かったくらい
                バグを本番サーバー直接修正したり、かなり大胆な事も
        サーバー購入の出費は怖くなかった?
                ビジネスはイケると思っていたので問題無し
        スケール拡大について思う事は?
                これからも増え続けて行ってほしい
                システムも拡大していくし、アーキテクチャもよく考えなければ
                社会的責任も大きくなってきたことを実感している
                        「原子力発電所を運営するつもりでやれ」
■これからの展開
        海外展開?
                テレビ会議システムの発展に伴い、移動しなくても海外の仕事ができる
■エンジニアリング
        インターネットビジネスは陶芸のようなもの
                作りながら形を変えて行く
                作り手のオーナーシップが大事
                ビジネスマインドを持ってやっていって欲しい
                尖った知識・技術をもって使いこなして
        楽天ジャングル
                「何が出てくるか分からない」の意
                新しい発想が出てくるように、自由な場
        研究所の必要性をどう考えていた?
                日々のサービスの改善だけになってしまう
                技術革新をしていく必要がある
                やはり最後は技術力の差別化だと思っている
        これではダメだ、というものは?
                慎重になり過ぎ、自分の中だけで勝手に解決してしまうこと
■三木谷さんの感じるトレンド
        スマートフォンはこれから大きくなっていくだろうな
        ビデオストリーミングとか?
        ネット上のポイントは評判いい
        アメリカ発でないビジネスモデルがこれからどんどん出てくるのでは
■世界恐慌とインターネットを取り巻く環境と今後の展望
        ITビジネスは他のビジネスと比べると不況に強いかも?
                業種によるとは思うが
        日本のネット広告はこれからもっと増えていくと思う
■質問コーナー
        エンジニアがビジネスサイドを知るためにどういったことをしていけば良いと考えていますか?
                →普段からそういうことに興味を持っていただく。
                自分が作っているサービスがどういう風に収益を生み出しているのか、ということ
                ビジネスサイドの人間とのコミュニケーションで自分から積極的に発言を
        今年から撮影OKにオープンにした理由は?
                →楽天が外から見てもエンジニアリングに力をいれていることをアピール
                エンジニアの交流も広げたい
        これからの10年間をどう考えていますか?
                →国際展開に力を入れていこうと思っています
                より柔軟な会社として新しい事も
        10年間で小企業から大企業に拡大した中での心の持ちようの変化は?
                →あんまり変わってないですねw
                目の前のものを追って走っているという感覚は変わっていない
                これからも自分たちが新しいものを作っていくんだという気概を持ってやっていきましょう

■楽天テクノロジーアワード
        id:hyoshiokさんが金賞受賞!!