エディタの設定を見直し、環境を整える理由

なんかここ最近ずっとEmacsの環境整備で時間を費やしてしまっている。エディタの設定にここまで費やす必要があるのだろうか、と自問自答することも少なくない。けど、やっぱりプログラマの道具としてちゃんと使いこなせるようになっておきたいと思うのでやってる。
コードを書くためだけの道具ではなく、ビューワとしても。たとえば新しい言語を学習するとき、新しいプロジェクトのソースコードを読み始めるとき、などにもエディタをちゃんと使えるのとメモ帳のようなものしか使えないのではだいぶ違うはず。

  • シンタックスハイライトでコードが読みやすく
  • 複数のファイルを同時に開いていてもすぐに切り替えられる
  • 関数定義などへジャンプできる
  • 関数名、変数名でのプロジェクト全体での検索、移動ができる
  • すぐにドキュメントを引いて参照できる

もちろん自分でコードを書く場合も

  • 自動でシンタックスチェックされる
  • 自動インデント、自動整形
  • 繰り返し操作をマクロ処理で簡潔に
  • 自動補完でキー操作を軽減、typoを防ぐ

などなど、色んな利点があるはず。
特に「Emacsじゃないとダメ!」というほどでもなく(もちろんEmacs好きだから使っているのだけど)、上記のような利点を考慮して、どうしてもVimの方が優れている機能を持っていて然るべき乗り換える理由があるのであればVimを覚え始めることも有り得るかもしれない。でも今はEmacsの方が馴染んでいて慣れているし、学習コストも考えるとこのままEmacsを使っていき、ちゃんと使えるようにしていくのが近道だと思っている。